smalruby3-develop は、スモウルビーをすぐに開発できるようにするためのDockerの設定ファイルや各種レポジトリを集めたものです。Dockerとgitをインストールするだけで、好きなエディターでスモウルビーを開発できるようになります。
お使いのOSに合わせて、以下のソフトウェアをインストールしてください。
- Windows: https://www.docker.com/products/docker-desktop/
- Docker をインストールする前に WSL を使用して Windows に Linux をインストールする方法 に従って WSL (WSL2) をインストールしてください。
- macOS: https://www.docker.com/products/docker-desktop/
お使いのOSに合わせて、Gitをインストールしてください。
- Windows: https://gitforwindows.org/
- macOS: ターミナルアプリを起動して、
xcode-select --install
コマンドを実行後、画面の指示に従ってインストールしてください。
Gitをインストールできたら、次のコマンドを実行してこのレポジトリをcloneします。 --recursive
を忘れないでください。submoduleをcloneするために必要です。また Windows の場合は C:\Users<ユーザー名>\source\repos 以下で実行すると良いでしょう。このとき source フォルダとその中の repos フォルダがない場合はそれらを作成してください。
git config --global core.autocrlf
# (以下、実行結果)
# true
# (↑これを覚えておく)
git config --global core.autocrlf input
git clone --recursive https://github.com/smalruby/smalruby3-develop.git
git config --global core.autocrlf true
# (↑末尾の「true」は先程で覚えておいたもの)
もし --recursive
をつけ忘れたら git submodule update --init --recursive
を実行すると submodule を clone できます。
docker compose build gui
docker compose run --rm gui bash
# (しばらくして、以下のようにbashが起動したらexitコマンドを実行します)
# root@592ae4944bb8:/app/gui/smalruby3-gui# exit
Windows で docker-compose build に失敗した場合に docker system prune -af
で作業途中のイメージをすべて削除してから再度 docker-compose build を行うことで問題を解消できたことがありました。
docker compose up gui
# (以下、実行結果)
# (省略)
# smalruby3-gui_1 | ℹ 「wdm」: Compiled successfully.
しばらく待ち、↑のように smalruby3-gui_1 | ℹ 「wdm」: Compiled successfully.
と表示されたら OK です。
ウェブブラウザで http://localhost:8601 を開けばスモウルビー3を操作できます。
これだけで開発環境が整います。
また、デバッグモードで起動するには --env-file ./config/.env.debug
を指定します。
docker compose --env-file ./config/.env.debug up gui
# (以下、実行結果)
# (省略)
# smalruby3-gui_1 | ℹ 「wdm」: Compiled successfully.
docker compose stop gui
gui/smalruby3-gui/README.md と gui/scratch-vm/README.md をご覧ください。